ランドセルの6年間保証が必要なたった1つの理由
2020年11月22日

家具や家電と同じように、ランドセルにも保証がついているって知っていますか?
中には保証なしのランドセルもありますが、
ほとんどのランドセルには6年間保証がついているんです。
その理由はたった1つ。
ランドセルは簡単に買い換えられないからです。
ランドセルの平均価格は5万円前後です。
5万円もするランドセル、大人なら丁寧に扱いますが、子どもはそんなことおかまいなしに乱暴に扱います。
床や机にバンッと置くのは当たり前。
道路やグラウンドに置かれたり、雨や雪の日にベチャベチャになって帰ってくるなんてことも日常茶飯事です。
そんな扱い方をしていたら、金具が取れたりランドセル本体に傷がついてしまうなんてことは容易に考えられますよね。
かといって平均5万円前後もの金額を数年に1度払ってランドセルを買い換えるのは現実的ではありません。
だから6年間保証が必要なんです。
このページでは、ランドセルの6年間保証の内容や万が一修理に出す際の流れを紹介します。
この記事の内容
全て無料修理できる訳ではない【要注意】
6年間保証と聞くとどんな傷でも無料修理してくれると思いがちですが、
保証の対象となる場合とそうでない場合があります。
メーカーによって細かい基準は違いますが、
大まかに有料修理・無料修理の一例を紹介します。
有料修理の一例
・ハサミやカッターによる故意的な切り傷
・壁や床などに引っかけたりこすれた際のすり傷
・ランドセルを踏んだり押しつけたりした際の変形やつぶれ
・転んでできてたやぶれ
・ペンや油性マジックで書いた落書きなど
・尖ったものにひっかけたりした破れ
・知らないうちにできていた傷やシワ
など
無料修理の一例
・金具が取れた
・ステッチの擦れ
・素材表面の劣化
・肩ベルトの劣化
など
壊しても・壊されても完全無料修理のメーカーもある【激レア】
ここ数年、以前は有料修理とされていた故意的な破損なども完全に無料で修理を行う完全無料保証のメーカーが増えてきています。
修理不能の場合は無料交換してくれるんです。
原因がわからない傷はもちろん、万が一友達に壊されてしまっても、6年間完全無料修理してくれるランドセルなら安心ですね。
6年間完全無料修理してくれるランドセルメーカー3つ
数あるランドセルメーカーの中でも特に珍しい、6年間完全無料修理してくれるメーカーを3つ紹介します。
池田屋
無料修理の対象外項目
- 使用する上で問題のない汚れ・キズ・シワ・いたずら書きなどの壊れていないものを修理する場合。
- 自然災害や火災、盗難等でランドセル本体がない場合。
土屋鞄
無料修理の対象外項目
- 使用する上で支障をきたさない傷や落書き
- 自然災害や火災などでランドセルが消失してしまった場合
ランドセル工房生田
無料修理の対象外項目
- 経年変化による損耗、汚れや傷など
- ランドセルを消失してしまった場合
修理の流れ
実際にランドセルを修理に出す時はどんな流れになるのかを見てみましょう。
① 購入した店に電話・メールで連絡
まずはランドセルを購入したお店に電話やメールで連絡します。
インターネットで購入した場合も同じです。
② 店舗への持込・郵送
近隣の場合は店舗へ直接持ち込んだり、遠方の場合は自分で梱包して郵送します。
学期途中でランドセルが手元に無いと通学に困る場合など、ほとんどのメーカーが修理中にランドセルを貸出してくれるので、①の連絡時に相談してみましょう。
送料無料が多い
ほとんどのメーカーはランドセルを郵送する際の送料は無料です。
中には有料修理の場合は送料自己負担と言うメーカーもあるので、北海道や沖縄の比較的送料が高くなる地域に住んできる人は特に事前に確認しておくといいでしょう。
③ 修理済みランドセルの到着
店舗へ直接持ち込んだ場合は引き取りに行き、郵送した場合は修理済みランドセルが返送されます。
貸出ランドセルを使用した場合は、返送します。
④ キレイになったランドセルで通学!!
修理が完了したら、キレイに修理されたランドセルを持って通学しましょう!
きっと子どももその日からは丁寧に扱おうと思ってくれる(はず)でしょう^^
ランドセルは意外と壊れる
あなたが小学生だった頃、ランドセルが壊れた人って身近にいましたか?
正直ほとんどいませんでしたよね??
私も記憶にありません(笑)
身近にランドセルが壊れた人がいないと6年保証の必要性を感じないかもしれませんが、
実はランドセルが壊れたことがある人って意外といるんです。
息子一年経たずランドセル修理となりました
やっぱり修理無償のランドセル選ぶべきだったな
そんな壊れないと思ってたけど、男の子はやっぱり壊すねたいしたことないけど、他に影響あると困るし、あと五年あるから仕方ない。。
— ami@給与計算時々在宅 (@amiokagen) November 15, 2020
息子の土屋鞄のランドセルの金具が壊れてしまいお直しに出したんですが、問合せ即貸出ランドセル発送、お願いしたところ以外も修理交換してくれました pic.twitter.com/tUviTyRkiJ
— おその (@chonomy) September 19, 2020
長男のランドセルの蓋の留め具…んーと錠のとこ壊れた。
なぜ今???
自動って壊れやすいね…
保証あるからいいけど…— ✯ちか✯@🐗猪突猛進!!🐗 (@chika9312) October 20, 2020
そういやランドセルが六年間壊れないなんておとぎ話が言われてるけど、娘2が買ったイオンのランドセル四年目に壊れたよ。普通に使ってて肩ベルトちぎれたからね。あんなこと初めて。
「あーイオンだからかねぇ…」で諦めた。#ランドセル
— 七色みじんこ(食欲は自粛出来ません!) (@kagawashinkai) October 14, 2020
うちの息子の、5年の時に壊れた😆でも購入先に修理依頼したら代ランドセルも最新商品から貸してくれて早くにきちんと直してくれでよかったよ。とりあえず軽いのが一番だけど丈夫さも捨てがたいね💦
— しん(∂∂) (@rock_scene) September 10, 2020
いざという時に6年保証が無いと、大事なランドセルが壊れて落ち込んでいる子どもと、予定外の出費で懐が痛い親にダブルパンチです。
6年間保証の加入は無料です。
6年間保証はランドセルメーカーの無料サービスなので、ランドセルを購入する時は6年間保証があるかどうかを必ず確認するようにしましょう。